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漫画家うめぼしのブログ

漫画制作のことや鳥のことなど

手塚治虫のエロティカを見る

https://www.instagram.com/p/BMft9e6jnYF/

久しぶりに文芸誌✨ #新潮 #本日発売 #読書

 

手塚治虫のエロティカを見る***

11月7日発売の文芸誌『新潮』12月号に、手塚治虫氏の「漫画家デビュー70周年企画」と題して、イラストの一部がグラビアで初公開となりました。

たまたま朝、聞いてたラジオJ-WAVEの中で紹介されて、さっそく7日の午前中に本屋さんへGO であります。

棚に一冊しか残ってなかったから、あぶないところでありました(笑)

 

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手塚治虫のエロティカ」

変態であります。 状態が変化していく意の「変態」です。

人間から動物へ、あるいは逆に動物から人間へ。

吹き出しとセリフ付きのものもあり、着色したものもあります。29点あります。過激な表現はなく、どのイラストも上品でかわいらしい印象です。

解説によると、何のために描かれたのかわからないとありました。

 

何のためでしょうねぇ!

しかも鍵のかかった引き出しにあったらしい。 秘密の絵かな?

ホントに見られたくない絵や、気に入らない絵はすぐさま捨てるだろうなぁ、自分だったら(笑)

気に入った絵だったのかもしれないし、他の作品に使うつもりだったのかもしれない。

 

「どうすごいばけかたでしょう」なんて語りかけてくるイラストは、何か手塚先生が描きながら、描いたものと対話してたのかもしれない…なんて想像が膨らむのであります。

 

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イラストを眺めながら、自分はピカソの「泣く女」を思い出しておりました。

自分は人を描く時、目だとか鼻だとか、マテリアル化というか、分解していく感覚を覚えます。 そうすると、一個の物体である人間って何だろう?ということを考え始めるのです。

一個の物体のそれぞれの人間たちが、悲しんだり、喜んだりしているわけです。 しかし人間であるという構成要素は、いったい何であろう?

目だろうか、口だろうか、鼻だろうか。しかも、それらの微妙な配置によって、感情がわかるというのは誠に不思議であります。

 

そして自由に描ける紙の上で、目が目である必要があるだろうか、口が口である必要があるだろうか。何か表現するとき、つまりは、人間は人間である必要はあるのだろうか。

エロスとは果たしてなんぞ!? 官能はどこから来る?

 

そんなふうに考えた始めたら、夜中に突入してしまいました。

ステキな絵を描けるようになりたいです。 

それでは善き夜を。