【読んだ本】ムーミン谷のひみつ言葉

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今日はごめんね、1ページ漫画まで手が回らなかったよ。さて、先日8月9日がムーミンの日でして、こんな本を読みました。

ムーミン谷のひみつの言葉』冨原眞弓著(筑摩書房

この本はコミックスムーミンから、抜粋された1コマと解説が付いています。その中から面白かった項目を紹介します。「冒険?それとも危険?」の章に載ってた「彗星がふってくる日」の部分です。

ある時、ムーミン谷に彗星が近づいてきたのです。混乱の中、ムーミンたちはある1人のおばあさんに会います。とても上品な感じのおばあさんです。ところが彗星がふってくるということで、周囲に気兼ねがなくなったのか、パイケーキを投げてみたり、家の物を投げて窓を割ったり、崖の下に放り込んで妙に浮かれています。

抜粋された一コマは、おばあさんが家財を破壊しながら「このさいすきなことをしてやろうってわけさ」と言っている場面。

解説文には「ちびのミイは感心しきり。なかなかやるじゃないの、あんた、といわんばかりに。」とあります。もし、朝起きて「今日きりで世界は終わります」となったら、いったい何をするでしょう?

絶望よりも弾けてしまう人のほうが多いかも、なんて(笑) 

おまけイラスト↓

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