ハート型土偶大集合!!
群馬県立歴史博物館の開館40周年記念、第100回企画展「ハート型土偶大集合!!」に行ってまいりました。
有名な重文「ハート型土偶」が実に36年ぶりに地元群馬県内でお披露目されるということで、展示内容も気合いたっぷりと感じました。
特に印象に残ったのは青森県伝野面平(のもてたい)遺跡出土の「屈折像土偶」。これは国宝の合掌土偶に非常によく似ている土偶。初めて見ましたが、かなり状態の良い土偶です。それと福島県西方前(にしかたまえ)遺跡出土の「土偶」。刺突紋(穴の模様)が黒駒土偶を彷彿させるが、顔と頭の造形が人に近い。これも大変きれいな状態。
あと秋田県藤株(ふじかぶ)遺跡出土の遮光器土偶。両足が失われてるものの、細部まで丁寧な作り。模様や全体のバランスがひじょうに美しい。
中の撮影はNGで画像がないです。すみません。
愛の溢れるこの企画展は12月1日まで。
…その後、長野県茅野市尖石縄文考古館へ。
こちらの土偶アイドルといえば縄文のビーナスと仮面の女神。2人とも長野県立歴史館の特別展『土偶展』に出張中で不在でした。
エントランスにいた2人のオブジェ。寒いからね、マフラー巻かれてたよ。