つれづれなる休日

こりゃなんだ。

どぐうクッキーだ!!

てなわけで久しぶりの日記。全然更新できてない。
実はそんなに忙しいわけではないのだけど。やらなくてもいいことで、とにかく時間がない。

 

電書でモリモリ小説読むのにハマったり、資格取るのにハマったり、ウクレレにハマったり。

昔から音楽やら絵やら小説やら裁縫やらカメラやら。

練習が必要で時間のかかる趣味ばかり。

 

良いことは、どれもこれもあまりお金がかからないことです。
お金かかるっぽく見える楽器もカメラも最初買っちゃえば、ずーっと使えますから。

意外とチマチマ買ってるぶん、書籍が総額としては大きいかもしれないですね。

5月14日 一週間日記

GWが終わり、すでに一週間。

いやぁ、どこもかしこも激混みで。GWは一瞬出かけて、すぐに引きこもりました。

引きこもって絵を描きました。iPadをね、新しいのにしたんだ。

昔の🍎ペンシル、重すぎて5分くらい使うと腕が痛くなってた。今、すごく軽くなっててびっくりですよ。

電車とか公園とか。いろんなとこですぐ描ける。とても便利なアイテム。

どうです、この鼻。なんで鼻、そんな鼻!?

ipadに保護シート貼ったら、ちょっと色味がわからなくなって。こんな濃くなってしまった↓

縄で模様をつけるはずが、間違えて枝で描く場面にしてしまいました。失敗!

どばーん。

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GW読み終わるはずだった本たち。今朝までダラダラと。

もうね、私の頭が悪すぎてw どうしたらいいのー!! 

ってなわけで『現代訳 論語下村湖人訳(興陽館)。GW中にザッと復習。現代訳がメインで原文と読み下しも載ってる。流し読みにはちょうど良いでしょう。脚注も適切な量と質だと思いました。
これは青空文庫でも読めるんですね。ただいま検索して知りました。

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あとは最近、詩が気になっているのでこんな本をチョイス。

『どうして書くの?―穂村弘対談集』穂村弘著(筑摩書房

対談者は、高橋源一郎長嶋有、中島たい子、一青窈竹西寛子山崎ナオコーラ川上弘美(敬称略)
のんびりとした気分になる対談集です。山崎ナオコーラ氏の「ネットなんか死ね、とか思ってます」の部分が笑った。

あとは竹西寛子さんの古典の読み方のところは、すごく良かった。

「古典はとにかくいいんだという前提を持っては近づかないのがいいと思ってます」

自分にとって好きなところだけ面白いと思ったところだけ、どんどん掘り下げていけばいい、と。2009年発売の本で、まだコロナ前のせいか、のんびりしてるよね。
コロナはホントにデカかった。渦中だったついこの前よりも、あらゆる創作物に、今後さらに影響力が出てくると思う。

私にとっては小説も漫画もマス・メディアなんだけど、絵がついてるかどうかっていうよりも、ある問題が提起されて、発現してくる時間差なのかなって思う。

なんだかこの本、装丁が可愛らしいよね。ラフな感じで。

GWは大山登山へ

5月1日に神奈川県伊勢原市の大山に登って参りました。
標高は1252m。初心者向けの山としてもよく紹介されます。が、登山靴&トレッキングポール持参の方が多いです。
地元民だと小学校の遠足で登るくらいなんで、スニーカーで来てしまう。最近はヤマビルが発生しますので(鹿が増えたせいか?)足元はキッチリガードしたほうが良いでしょう。

名産品のこま(紐でクルクル回すオモチャね!)から名付けられた「こま参道」を抜けると「男坂」「女坂」の分岐点があります。今回は「女坂七不思議」を制覇するため「女坂」をチョイス。

大山小六年生が作ったのかい?良い句だなーッ。

女坂の七不思議 その一 弘法の水(こうぼうのみず)
くりまんじゅうの背後にしめ縄が見えますでしょうか。実はここ、少々嫌な気がしましたので水場まで降りませんでした。

その先に女坂の七不思議 その二 子育て地蔵(こそだてじぞう)が見えてまいります。

普通のお地蔵さんを安置していたところ、そのお顔が童あ(わらべ)に変わっていたという。え……怖ッ!?  しかもこの地蔵に祈ると子どもがスクスク育つらしい。

女坂七不思議 その三 爪切り地蔵(つめきりじぞう)

弘法大師さまが手の爪だけで一夜のうちに彫刻されたという。看板には「何事も一心に集中努力すれば実現できる」とあります。この石像については伊勢原市のHPのほうが詳しく、右手に錫杖、左手に宝珠を持ち、銘によれば慶安5年(1652年)の作だそうです。

突然の弘法大師登場。「大山といえば阿夫利神社でしょ。弘法大師は仏教じゃん!」
そうなのです。もとはお寺も神社も同じ場所にありました。が、明治の廃仏毀釈によって神社とお寺が別々に。基本的にお寺さんのほうが追いやられて変な場所に(廃仏ですから!)。

こちらは大山寺の前不動堂。

前不動堂って何だか知らないです。でも本堂よりこっちのほうが静かで雰囲気いいよね!

女坂七不思議 その四 逆さ菩提樹(さかさぼだいじゅ)
上が太く下が細く、逆さに生えたように見えることから。ん?どう?上が太く……見え……

んあっ!?

さらに進んでいくと賑やかなお出迎え。

階段を上がると大山寺本堂が見えてまいります。大山ケーブルカーで途中下車で寄ることも可能。

女坂七不思議 その五 無明橋(むみょうばし)
話をしながら通ると橋から落ちたり、忘れたり落とし物をしたり悪い事が起きるらしい。

落ちそうな橋ではないが、昔はよそ見して渡ると危険な橋だったのかな?

女坂七不思議 その六 潮音洞(ちょうおんどう)
看板には祠から遠い潮騒の音が聞こえる、とある。耳を近づけてみると……。

ごぉおおお……。聞こえます。そして少し先に大山ケーブルカー……。、も、もしや!?

この先にですね、女坂七不思議のその七があったらしいんですね。しかし私はなぜかそこをスルーしてしまったようです。なぜかわからないんですが。また来いということなのか。さすが「七不思議」と呼ばれるだけあって不思議なことが起こります。

さてさて、この先に進むと大山阿夫利(あふり)神社です。女坂を登ってきましたが、大山ケーブルカーでスーッとここまで上がって来れます。なので登山者と観光客が入り混じるエリアです。

天狗、天狗〜。はーお天狗さまのファンだから参る。なぜにこんなにカッコいい? 高尾山に行きたくなる。

で、ここから登山道へ入ります。

入山の初穂料100円。登山の安全守りを一枚取ります。さぁー行ってらっしゃいっ!!

いやもう帰りたくなる。

しかも霧すごっ。

山と天狗は深い関係がありますが、大山って天狗のイメージないんですよね。そんなことを考えていると……

天狗の鼻突き岩ッ!! バシャバシャ!!!

天狗スポットで一休み。

何気に人が多かったです。さすがGW。頂上の写真は人の写り込みがすごくてupできないくらい。意外にも若いカップルが多かった。

今はあれですよ。アウトドア系のファッションも充実してるじゃないですか。そういう楽しみもありますよね。リュックも驚くべきオシャレ感です。もはや「リュック」なんて用語で呼ぶのも恐れ多い感じ。

帰りは見晴らし台のほうを廻ってケーブルカーへ。お山に登る時は、下の神さまからご挨拶していくっていうマイルールがあるので、いつもケーブルカーは下りのみです。

今まで登ってきた道を眺めるのって楽しいんだよねー。

8:30ケーブルカー駅〜女坂〜大山寺〜大山阿夫利神社〜11:30大山頂上〜見晴台〜13:00ケーブルカー駅、というスケジュールでした。

帰り道で撮った写真。

おまけ↓ 傘の形のおみくじ!

あと珍しかった「解決守」。

大山阿夫利神社末社勝海舟神社なんだって。よく見たら「勝」って書いてあるね。
このお守りは2022年から始まったらしい。大山阿夫利神社と言えば太刀だからね。太刀にちなんだお守りがオススメですが、この「解決守」もカッコよくて気に入りました。

4月29日 一週間日記

こんばんは。GW初日と言ってよいのでしょうか。途中平日挟まるけど!

今朝ラジオでNHKニュースを聞いてました。すると「ゴールデンウィーク」とは言わないという話が出ました。そもそも「ゴールデンウィーク」は映画業界が宣伝のために使い始めた用語だそうで。しかも一週間ではないことから、NHKでは「大型連休」と言っているそうです。

今日はのんびり読書。『土偶を読むを読む』を読むです。ところでさっきから雨降ってきたんだけど(現在21時頃)そんな予報あった!? えぇぇぇ……明日も午前雨になってるじゃん。
最近天候不安定だよね。明日の予定どうしようかなー。

この前入ったカフェにて。ハート作ってくれました。たまに器用な人がいますな。
規制が緩和されて、だいぶカフェにも入りやすくなってまいりました。
この前、ココスっていうところに行きました。そしたらモーニングメニューがバイキングしかないんだって。そんなことってある?
ドリンクバーのコーヒーが美味しかった。しかしバイキングは要らないんだー!!

今週みた空。雲がすごかった。

今週の大事件として、iPadが壊れてしまいました。
自分が所有しているのは初代iPad Proで、なんと2015年発売。……は、8年……?? そんな経った??

もはやバッテリーは生きていないのでコンセントさしっぱ。しかし経年劣化には勝てない。この前画面がパキッとね。iOS16にもじゃっかんついて行けてないので買い替えです。

この休み中にじっくり選びたいなって。
iPadだとProかAirか。Apple pencilの使い勝手が悪かったのだけど、この8年で(オソロシヤ!)進化して色々工夫が施されているではありませんか。これは「買いっ」と即決したいところだけどSurface Pro 9も気になる今日この頃。

ペンの感触とガラス面の視差がどのくらいかですねぇ。実機触れるところがあれば良いのですが。まぁ絵はもう本職ではないので、そんなに上位機種でなくても良い気もしてるんだけど。高いから。

でも使いづらいと描く気も失せるんだよなー。そうそう。描くの好きなんだけど、描き始める時にやっぱちょっと面倒くさいんですよ。で、例えばPCの電源入れなきゃいけなかったり、ちょっと工程が挟まってると「やーめたッ」になってしまうので。描き始めるとずっと描いてるんですけどね。

明日そんなモノたちを探しに行こうかななんて思ってます。

最近のイラストと所感

前回の更新が2020年4月ですか……どんだけ放置してたんだって話です。

その間に生活スタイルも変わり、いろいろできる時間が確保できるようになりました。少し仕事がんばりすぎちゃったかな、テヘッ。

そうそう、漫画家だったんですけどね。いろいろ考えすぎたり疲れちゃって。どう読まれるかって外側から作り始めるから、結局自分が何を描きたいのかわかんなくなっちゃって。

描けなくなると収入がなくなるじゃないですか(当たり前)。で、インボイス制度でしょう?もともと不利な立場なのに、さらに不利な立場になってしまうので。

課税事業者に登録すれば良いのだけど、これも実質、取引先の控除のために我々は課税事業者という権利を買わなければならないような形なのできびしいんですね。課税分、交渉できるかって言われると、なかなか……原稿料はみんな一律に決まってるところがほとんどだと思いますし。

さらに言うと、私のように自宅が兼事業所扱いですと住所が知らない人に知られる不安もあるわけです。

しかし取引先や顧客目線で考えると、事業者の所在地が不明って逆に信用ないですよね?課税事業者に登録するってことは、所在地も明らかにしなければならない。
事業者のような個人のような、零細免税事業者という曖昧な立場は、実は非常に便利だったのです。

もちろん免税事業者のままでいることもできます。これもいずれ廃止されることでしょう。なぜなら誰にもメリットがないからです。
取引先は仕入れの控除がきかないので、正式な「事業者」としての交渉事は困難。趣味的にお小遣い稼ぎする場合くらいですかね。

お小遣い稼ぎの人は、事業者としてわざわざ登録しても帳簿付けする手間が増えるだけで意味はない。ある程度稼ぎが出てしまうと、今度は課税事業者に登録しなければならない、と。ね、つまり選択肢があるように見せかけて、実質「全員課税事業者」計画なのです。
交渉できない個人事業者はさよなら〜。

廃業しようかなと思っているところに、インボイス制度が最後の一押しをしてくれました。

そんなことを言いつつ、ま、いろいろ描いちゃうんですけどね(笑)
仕事じゃないから。描きたくない時描かなくて良いってことが、気持ちの余裕をもたらしてくれます。

時代が変わると、いろんな制度も変わっていきますね。失うものばかり気になってしまいますが、良くなっているものもありますね。

とにかく今は会計が楽ですよ。小銭王と呼ばれていたわたくしですが、スマホでピッですから。おかげでカバンが軽い、軽い。電車の改札もスマホをかざすだけで通れるし。
忘れ物が減りました。「財布とSuica定期とスマホと……あ、帰りにお買い物行くから何々のポイントカードと……」がスマホだけになったので。

ポイントアプリもちゃんと調べて使うとかなりお得だったりして。割引で買えるとうれしいよねぇ。あとはオモチャ!!

オモチャのクオリティが最近すごくないですか?ガチャガチャとか。
ロボット系も進化してて、わたくしもミクシィが開発したRomiを1体お迎えしました。
メルカリなんかも、上手に活用している人は便利でしょうね。私は使えてない。なんだか怖いから(笑)

貧富の差が拡がる昨今、情報格差もこれからどんどん拡がるのでしょう。知らない人は損をするというような。それが正しいとは思いませんが、実際のモノと同じように、少なくなると奪い合う。こういう構造が生まれつつあるのは、非常に興味深いことだと思います。

いっぱい描いたでしょう? そうそう、描くの、好きなんですよね。それすらも忘れていました。

土偶を読む』って本、知ってますか?
晶文社さん発行、竹倉史人さん著の本です。わたくしは一冊の本も出せなかった人間ですので、まずは本を出している人に対して何も言えないです。ただひたすらにスゴいです。

で、この本の内容に関しまして「ちょっと違うんじゃないか」っていう声が専門家から上がったり議論が巻き起こりまして、このたび『土偶を読むを読む』っていう本が文学通信さんから出るんですね。28日だったかな。

著者はフリーペーパー『縄文ZINE』の編集長でもある望月昭秀さん。いろんな専門家の方々も寄稿されているみたいなので共著みたいな感じなんですかね。わたくし、GW中に読むつもりで予約はしたんですよ。たいてい遮光器の話題が載ってる本は買っちゃうので(土偶を読むは買っていないが!!)

とにかくデタラメだろうが空想本だろうが、『土偶を読むを読む』が作られたり、SNSで専門家が意見を表明し始めたり、土偶や縄文の議論のきっかけを作った点では、『土偶を読む』はすごい本だと思います。しかも売れたらしいですね。商業として通用しそうだ、と判断した編集部もすごいと思います。

わたくしも漫画を持ち込んだりしましたが、どこも「縄文……??微妙ですね」で終わりました(笑)

しかし意見のぶつかり合いが本で行われるっていうのが、個人的にめちゃくちゃワクワクポイントですよ。(ここからは早口で再生してください→)日本近代文学史においても、白樺派自然主義だとか言って、本の中でけっこう「ザ・悪口」みたいな、ほとんど「子どもの喧嘩じゃん!」くらいの笑える文章がいろいろ残ってます。その当時は「人間の真髄とは!」「表現の可能性とは!!」みたいな大真面目な議論だったんですね。紙に印刷されてるから、今も残ってておもしろいですし、その時代を彷彿させることが現代で巻き起こるとは。あ、村上春樹さんの新刊が出ましたね!それも非常に気になりますね。これもGWのお楽しみ本としてGETしておかなければならない。電子……うーん、本にするか。参考書関係は私、電子で買うようになったんですよ。そしたら通勤中でも読めて便利なんですね。でも何か集中できない感じもあり、没入感はやっぱり物理本なんですよねぇ……うーむ、うーむ……。

脱線、脱線(早口再生終了)

昨今SNSで炎上するとすぐに消えてしまいますが、数年後、数十年後、数百年後……価値観が変化した時に、炎上した内容やその周囲の反応を眺めてみますと、やはりおもしろい点が見つかるかもしれません。

そう……土偶文化財、あらゆるモノ。残ったものから無限におもしろさを引き出す能力が人間には備わっているのかもしれません。そのポテンシャルは案外、意図的に残すモノよりも「役に立たなそう」とか「くだらない」とゴミみたいに放り出したモノたちにこそあるような気がしてなりません。

今日は終わっている地域もあるようですが、わたくしの地域は選挙後半戦でございました。

多少は暮らしやすくなると良いのですけれどねぇ。物価ばかり上がって、入ってくるものが変わらないんじゃ、もうどうしようもないですよねぇ(怒)節約魂を燃やしていくしかないですね!!

GWもあまり散財せずに、山をハイキングしたり、本読んだりして過ごそうと思います。
アーッ、あと一週間か!はやく仕事終わんないかなーッ!!