【夏の土偶の怪談漫画】煙のオバケ "えんらえんら"

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名前がかわいらしい「えんらえんら」。

江戸時代の『今昔百鬼拾遺』に見られる妖怪です。不思議に思いますのは、なぜ「えんら」という名を二回繰り返したのか。名前であれば、「えんら」だけで良さそうなものです。

煙に向かって繰り返し呼んだのかも知れず、人々は煙を見て「えんらえんら」と面白がっていたのかもしれない。

 

話は変わりまして、本日は8月10日。

ハートの日なのよ♡

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トランプで遊んでいると、知らない間に紛れ込んでくるという。ババ抜きではババより弱く、この「ヘンテコ土偶トランプ」を引いてしまったら、イッカンの終わり。

【夏の土偶の怪談漫画】 やかんづる

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夏といえば怪談です。

この「やかんづる」、悪さはしないという話もあり、飲むとその水は甘いなんて話もあります。

もしや、いいヤツなのでは…?

一体、何のためにぶら下がっているのかは不明です。

 

きのこ散策

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きのこの本を読んだら「きのこ探そう!」という気分になりまして、少々散策してきました。

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種類はわからない。読んだ本はコレ。

『きのこの下には死体が眠る!? 菌糸が織りなす不思議な世界』吹春俊光著(技術評論社)。

自分のように、キノコに詳しくない者が読んでも楽しい本でした。

きのこって、上の写真みたいに地上に出ているのが本体だと思ってた。そしたら、その下に菌糸があって、そっちが本体らしい。

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きのこは微生物の仲間で、担子(たんし)菌類、そして子嚢(しのう)菌類がある。

胞子をつくるために形成された繁殖器官が、つまりは地上にニョキッとしている「きのこ」。

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きのこの本体は、カビのように土の中や木材の中に広がる菌糸の塊なのだそうだ。

菌糸の塊の量が多ければ、きのこもたくさん生えるそう。この土の中にも広がっているに違いない!上のきのこは非常に小さく、半透明でキレイ。

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オレンジの派手なきのこもあった。菌類は丸いコロニーを作るのが特徴。そこで輪っかのようにきのこが生えることがある。

森の中に、不思議なキノコたちの丸い円。それを「フェアリーリング」と呼び、西洋では夜に妖精がダンスを踊った跡と考えられていたとか。

こんなロマンチックなお話も本に書いてあった。

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残念ながらフェアリーリングは見つからなかったけれど。

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けっこう生えてるよね、探してみると。

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ジメジメと不快度指数が高い時は、きのこに癒されよう🍄