庄乃寒月のブログ

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ミステリー記念日に合わせたイラスト「アッシャー家の崩壊」

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『アッシャー家の崩壊』エドガー・アラン・ポーより

本日10月7日はミステリー小説の先駆者であるエドガー・アラン・ポーの命日。

私は『怪人二十面相』に夢中になり、江戸川乱歩からポーの事を知ったのでした。

ところでこの『アッシャー家の崩壊』。ポーが『モルグ街の殺人』を初めとする推理小説を発表する前に書かれた短編で、怪奇小説です。これを読んで私は非常に恐ろしく感じました。なぜなら私はレ・ファニュの恐怖の逸話を思い出したからであります。

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レ・ファニュは怪奇小説を書いたアイルランドの名家に生まれた作家で、代表作に女吸血鬼『カーミラ』があります。(たぶん元祖百合文学ではないか?)これを私は児童用に編纂されたフォア文庫で読んだのですが、あとがきにレ・ファニュの逸話が書かれていました。

レ・ファニュは晩年悪夢に悩まされ、そのために不眠になり、弱っていったそうなんですが、その悪夢というのが屋敷が崩れる夢なんだそうです。で、レ・ファニュが亡くなった時に主治医が「とうとうあの古い屋敷が崩れ落ちて大作家を殺してしまった」というような言葉を呟いたとか…。五十八歳だったそうです。

まさにアッシャー家の崩壊。このあとがきを読んだ瞬間、私の頭の中でも古い屋敷みたいのがガラガラと崩れるような感覚が起こりました。レ・ファニュがこの短編を読んでいたかは定かではありません。

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こういう私もなぜか悪夢しか見ず(もしくは良い夢は覚えていない?)、一時期は眠るのが恐ろしく、一晩中本を読んで過ごしておりました。昼寝の時はあんまり見ないので、まぁ内緒話ですが学校さぼって昼寝してたんですよ(笑)一時期は本当に夢のせいで気が狂って自分は死ぬ運命なのだと信じていたほどでした。

さて、先日夢をテーマにしたネームがボツったので、もう少し修行を積みまして、夢の話を漫画でお届けできればと思っております。

追記:青空文庫にありました。

図書カード:アッシャー家の崩壊